かぞえチャオ!技術情報のページです。
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拡張子個別情報データファイル詳細
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Ver.1.67β版で追加したセクションについて追記しました。(2017.11.04)
C言語用ファイルは、下記のような構成になっています。
[EXTNAME] c
|
拡張子
拡張子文字列「c」
拡張子名を1つ定義します。複数定義はできません。
複数定義する場合は、拡張子個別ファイルを1つずつ用意してください。
拡張子名は、小文字でも大文字でもOKです。文字数は、最大半角31文字です。
|
[NONUM] 0
|
行先頭の番号を無視するかどうか
0:無視しない
行先頭に行番号があるようなファイルのモジュール切出しを行う場合には「1:無視する」を設定します。
N88BASICでは、「1:無視する」を設定します。
0:無視しない
1:無視する
|
[COMMENT]
2
1
/*
*/
0
//
|
コメント認識文字情報
コメント認識文字列数(この例では、2種類)
1つ目のコメント終了文字列の数(この例では、1個)
コメント開始文字列(1つ目)
コメント終了文字列(1つ目)
2つ目のコメント終了文字列の数を指定します。(この例では、0個)
コメント開始文字列(2つ目)
書式は下記のとおり。赤色部分はコメント認識文字列数分定義します。
[COMMENT]
コメント認識文字列数
コメント終了文字列数[,文字列認識モード[,文字列位置[,拡張開始文字列,拡張終了文字列]]]
コメント開始文字列
[コメント終了文字列]
コメント認識文字列数
最大64種類設定できます。
Ver.1.62β2からは、最大128種類設定できます。
文字列最大長は半角63文字になりました。
コメント終了文字列数
コメント開始文字列1つに対して、最大8個のコメント終了文字列が定義できます。
コメント終了文字列が必要ない場合は、コメント終了文字列の数を0とします。
この場合、終了文字列は設定しません。
文字列認識モード
値 | 行削除 | 大文字小文字区別 | 桁位置固定 | 単語認識 | 有効Version |
0 | × | ○ | × | × | Ver.1.54以前 |
1 | × | ○ | × | ○ |
2 | × | ○ | ○ | × |
3 | × | ○ | ○ | ○ |
4 | × | × | × | × | Ver.1.55 |
5 | × | × | × | ○ |
6 | × | × | ○ | × |
7 | × | × | ○ | ○ |
8 | ○ | ○ | × | × | Ver.1.56以降 |
9 | ○ | ○ | × | ○ |
10 | ○ | ○ | ○ | × |
11 | ○ | ○ | ○ | ○ |
12 | ○ | × | × | × |
13 | ○ | × | × | ○ |
14 | ○ | × | ○ | × |
15 | ○ | × | ○ | ○ |
○=する ×=しない
単語認識する場合
[COMMENT]
2
0,1
Rem
0,0
'
Visual Basic で、"Rem"の前後に半角スペースや制御コードがある場合だけ、
この行をコメントとする場合、終了文字列の数の後に、",1"を記述します。
",0"または何も記述しなければ、従来どおり単語として認識しません。
Ver.1.56で追加した行削除は、コメント終了文字列がない場合に有効です。
行削除有効時は、コメント開始文字列が見つかった行全体をコメントとみなします。
文字列位置
COBOL のようにコメント認識文字が固定位置にあるような場合
[COMMENT]
3
0,2,7
*
0,2,7
/
0,2,73
のように、",2,桁数"を指定します。",桁数"を省略した場合は、行先頭1桁目となります。
「73桁目以降は、何でもコメント」とする場合、文字列指定行は改行コードのみとします。
この表記方法は、Ver.1.11β3より有効でしたが、Ver.1.51~1.56まで無効になっていました。
この不具合は、Ver.1.57β1で修正しました。
コメント拡張文字列
コメント拡張文字列には、開始文字列と終了文字列があります。
コメント拡張文字列には、最大半角4文字の文字列が登録できます。
使用する場合は、必ず、開始文字列と終了文字列の両方を定義してください。
コメント開始文字列を見つけた後、そのコメントに対するコメント拡張開始文字列を見つけると、
コメント拡張終了文字列を見つけるまで、コメント終了文字列があってもコメント終了とみなしません。
[COMMENT]
3
1
/*
*/
0
//
0,0,0,(,)
@
下から2行目の「0,0,0,(,)」で、コメント拡張文字列の開始文字列「(」と、終了文字列「)」を定義しています。
上記の例は、以下のように、Javaのアノテーションが複数行にわたってもコメントとみなす場合の記述です。
|
[STRING]
2
"
"
\
'
'
\
C#では、ESCシーケンス無効化定義
@"
"
None
も指定(Ver.1.58正式版以降)
|
文字列認識コード情報
文字列の開始、終了を示すコードの種類
文字列認識開始コード(1つ目)
文字列認識終了コード(1つ目)
文字列認識終了コードを無視するコード(1つ目)
文字列認識開始コード(2つ目)
文字列認識終了コード(2つ目)
文字列認識終了コードを無視するコード(2つ目)
最大8種類設定できます。
C言語の場合は、"XXXXXX"、'X'を文字列、文字コードとみなします。
この文字列、文字コードとみなすための開始/終了文字を指定します。
設定できる文字数は、Ver.1.61β3から半角1~15文字となりました。
Ver.1.58β版以前では、半角1文字のみ設定できます。
Ver.1.61β2以前では、半角1~4文字設定できます。
認識終了コードを無視するコードは、"\""や、'\''のように、\マークの次の終了コードを無視するために使用しています。
不要の場合は、Noneを指定します。
文字列の中にあるコメント認識文字列や、カウント対象文字列を無視するのに使用しています。
Ver.1.61β3より、CGI等で使用できるヒアドキュメントの記述に対応しました。
[STRING]
1
<<%s;
%s
None
任意の文字列の指定を「%s」で行います。
この記述の場合
<<ABC;
:
ABC
の間をすべて文字列と認識します。
なお、最後のABC は、行先頭でなければ認識しません。
%s部分は、0~9(0x30~0x39)とA~(0x41~)の文字コードのみ有効です。
<< "ABC";
とした場合でも、文字列認識終了文字列は、ABCとなります。
|
[CNTSTR]
5
1
{
}
1
(
)
1
=
None
1
#
None
1
);
None
|
カウント対象文字情報
カウントする文字列の数
カウント終了文字列の数[,カウント方法](1つ目:No.0)
カウント開始文字列(1つ目:No.0)
カウント終了文字列(1つ目:No.0)
カウント終了文字列の数[,カウント方法](2つ目:No.1)
カウント開始文字列(2つ目:No.1)
カウント終了文字列(2つ目:No.1)
カウント終了文字列の数[,カウント方法](3つ目:No.2)
カウント開始文字列(3つ目:No.2)
カウント終了文字列(3つ目:No.2)
カウント終了文字列の数[,カウント方法](4つ目:No.3)
カウント開始文字列(4つ目:No.3)
カウント終了文字列(4つ目:No.3)
カウント終了文字列の数[,カウント方法](5つ目:No.4)
カウント開始文字列(5つ目:No.4)
カウント終了文字列(5つ目:No.4)
マルチステートメントとみなす条件や、モジュール切出しを行うためのヘッダ認識文字列、ヘッダ認識条件に、このカウント対象文字列を使用しています。
C言語のソースコードの場合は、この設定で、括弧と中括弧の数を数えています。
ここでの「カウンタ」とは、ステップ数を数えるためのカウンタではなく、定義した文字列を数えるためのカウンタと理解してください。
最大64種類(No.0~No.63)設定できます。
カウント開始文字列が現れると、対象文字列のカウンタを+1します。
カウント終了文字列が現れると、対象文字列のカウンタを-1します。
カウント終了文字列は、開始文字列1つにつき最大8個まで設定できます。
終了文字列が複数ある場合は、終了文字列を1行ずつ続けて記述します。
終了文字列が必要ない場合は、終了文字列の数を0にするか、終了文字列の数を1にして終了文字列にNoneを設定します。
カウンタを減らす必要がない場合、終了文字列は設定しません。
行最後を終了文字列とする場合は、Dlmtを設定します。
カウント方法
値 | 大文字小文字区別 | 単語認識 | カウンタ0時のみ更新 | 有効Version |
0 | ○ | × | × | Ver.1.54以前 |
1 | ○ | × | ○ |
2 | ○ | ○ | × |
3 | ○ | ○ | ○ |
4 | × | × | × | Ver.1.55以降 |
5 | × | × | ○ |
6 | × | ○ | × |
7 | × | ○ | ○ |
○=する ×=しない
「カウンタ0時のみ更新」有効時は、
現在のカウンタ値が0のときだけカウントアップします。
開始文字列が見つかった後、そのグループの終了文字列が見つかるまでは、同じ開始文字列が見つかってもカウントしません。
単語認識する場合は、文字列の前後に制御コード、空白があれば単語として認識します。
カウント終了文字列の数の後に、「,数値」を指定することで、カウント開始、終了文字列が見つかったときのカウント方法を変化させられます。
省略時は、0となります。0は、従来どおりのカウント方法です。
|
[MULTJDG]
1
;
1,0
|
マルチステートメント情報
マルチステートメントの数
マルチステートメント文字列
条件文字列の番号、カウンタ値
最大8種類設定できます。
1種類につき、マルチステートメント文字列(最大半角127文字)、条件文字列の番号、カウンタ値を指定します。
マルチステートメント文字列が現れたときに、条件文字列のカウンタが指定カウント値であれば、マルチステートメントであると判断します。
条件文字列の番号には、カウント対象文字列の番号を指定します。
C言語の場合、
「;」が現れたときに、「(」のカウンタが0なら、「;」をマルチステートメントと判断します。
for()文のように、()内に;がある場合、マルチステートメントとしないために、この条件を使用しています。
条件が必要ない場合は、条件文字列の番号に-1を設定します。(このとき、カウンタは0にします。)
カウンタ値に-1を設定すると、条件文字列のカウント値に関係なく条件文字列が見つかれば、マルチステートメントであると判断します。
Ver.1.57β1からは、改行コード(Dlmt)を指定できるようになりました。
「;」の代わりに、「Dlmt」を指定すると、「(」のカウンタが0のときの改行コードをマルチステートメントと判断します。
こうすることで、「( ~ )」の間にある改行コードは無視して、ステップカウントができます。
|
[HEADJDG]
1
2
1,1
1
0,1
3
2,0
3,0
4,0
|
ヘッダ認識文字情報
ヘッダ認識開始文字列数
ヘッダ切出し方法種別[,クラス情報設定方法]
ヘッダ認識開始文字列番号,カウンタ値[,サブ番号[,比較条件]]
ヘッダ認識終了文字列数
ヘッダ認識終了文字列番号,カウンタ値[,サブ番号[,比較条件]]
ヘッダ開始行またはファイル先頭から終了文字列の間でチェックする文字列の数
チェックする文字列番号,カウンタ値[,サブ番号[,モード[,比較条件]]]
チェックする文字列番号,カウンタ値[,サブ番号[,モード[,比較条件]]]
チェックする文字列番号,カウンタ値[,サブ番号[,モード[,比較条件]]]
ヘッダ認識開始文字列数
最大64種類設定できます。C言語では、1種類だけ設定しています。
ヘッダ認識開始文字列を複数設定する場合は、「ヘッダ切出し方法種別~チェックする文字列番号、カウンタ値」までのデータを複数定義してください。
ヘッダ切出し方法種別
ヘッダ切出し方法種別については、別表を参照してください。
クラス情報設定方法
0:従来どおり(C++、Javaなどは自動でクラスを判別します)
1:抽出したヘッダをクラスとする
2:抽出済みのクラスを抽出したヘッダのクラスとする
Ver.1.55β5で追加したデータです。
省略時は、従来どおりの動作となります。(0指定と同じ)
ヘッダ認識開始文字列番号,カウンタ判定値[,サブ番号[,比較条件]]
文字列番号は、カウント対象文字列の番号です。
カウンタ判定値は、カウント対象文字列が見つかったときのカウント値を判定する値です。
サブ番号は、カウント対象文字列番号の開始文字列、終了文字列1~8です。
0または省略時は、開始文字列。1~8の場合は、終了文字列1~8となります。
比較条件は、カウント対象文字列が見つかったときのカウント値と判定値との比較条件です。
比較条件の設定値は、下記のとおりです。(DTCNT=カウント値、JGCNT=判定値)
設定値 | 比較処理 |
0 | DTCNT == JGCNT |
1 | DTCNT != JGCNT |
2 | DTCNT < JGCNT |
3 | DTCNT > JGCNT |
4 | DTCNT <= JGCNT |
5 | DTCNT >= JGCNT |
比較条件は、Ver.1.62β4以降で有効です。
ヘッダ認識終了文字列数
1つのヘッダ認識開始文字列に対して、ヘッダ認識終了文字列は、最大8個設定できます。
ヘッダ認識終了文字列番号,カウンタ判定値[,サブ番号[,比較条件]]
文字列番号は、カウント対象文字列の番号です。
カウンタ判定値は、カウント対象文字列が見つかったときのカウント値を判定する値です。
サブ番号は、カウント対象文字列番号の開始文字列、終了文字列1~8です。
0または省略時は、開始文字列。1~8の場合は、終了文字列1~8となります。
比較条件は、カウント対象文字列が見つかったときのカウント値と判定値との比較条件です。
比較条件の設定値は、ヘッダ認識開始文字列番号の比較条件と同じです。
比較条件は、Ver.1.62β4以降で有効です。
チェックする文字列の数
ヘッダ認識開始行またはファイル先頭~終了文字列の間でチェックする文字列も、最大8個設定できます。
Ver.1.55正式版からは最大16個設定できます。
チェックする文字列番号,カウンタ判定値[,サブ番号[,モード[,比較条件]]]
チェックする文字列が、指定したカウンタ値でない場合は、ヘッダと認識しません。
カウンタ判定値を0にすると、チェックする文字列が指定範囲になければヘッダと認識します。
サブ番号は、カウント対象文字列番号の開始文字列、終了文字列1~8を示します。
0または省略時は、開始文字列。1~8の場合は、終了文字列1~8となります。
比較条件は、チェックする文字列のカウント値と判定値との比較条件です。
比較条件の設定値は、ヘッダ認識開始文字列番号の比較条件と同じです。
比較条件は、Ver.1.62β4以降で有効です。
モードは、
0:認識開始行頭~認識終了までの間、対象文字列の数がカウント値であればヘッダと判定
1:ファイル先頭~認識終了までの間、対象文字列の数がカウント値であればヘッダと判定
2:認識開始文字~認識終了までの間、対象文字列の数がカウント値であればヘッダと判定
3:認識終了文字~ヘッダ終了行末まで、対象文字列の数がカウント値であればヘッダと判定
4:認識開始行頭~認識開始文字までの間、対象文字列以外の文字があればヘッダと判定
2は、1.55β2以降で有効です。
3は、1.55β4以降で有効です。
4は、1.65β1以降で有効です。
省略時は、0になります。
モード指定により、Delphiで、implementationという文字列をカウント対象としてセット。
functionやprocedureを見つけたときに、implementationがファイル先頭から1カウントされていればヘッダと判定する。
といった指定ができるようになりました。
C言語の場合、
「(」が見つかったときに、「(」のカウンタが1ならヘッダの開始候補が見つかったと判断。
ヘッダ認識終了文字列「{」が見つかって、「{」のカウンタが1なら「(」より前をモジュールヘッダとして切出します。
ただし、「(」のある行の先頭から「{」の間に、「=」、「#」が見つかった場合は、モジュールヘッダとしません。
2002/12/14に、チェックする文字「;」を「);」に変更しました。
モジュールヘッダを古い形式で記述していた場合、モジュールが切り出せなかったためです。
なお、変更した拡張子個別情報ファイルは、1.07β3以降で有効となりますのでご注意ください。
|
[NOCOUNT]
2
1,1
BeginProperty
EndProperty
1,1
Begin
End
|
ステップ数ノーカウント対象文字列情報
ノーカウント対象文字列が何種類あるかを指定します。
1つ目のノーカウント領域終了文字列の数、単語認識するを指定します。
ノーカウント領域開始文字列(1つ目)
ノーカウント領域終了文字列(1つ目)
2つ目のノーカウント領域終了文字列の数、単語認識するを指定します。
ノーカウント領域開始文字列(2つ目)
ノーカウント領域終了文字列(2つ目)
ノーカウント領域とは、総ステップ数、実ステップ数ともにカウントしない領域です。
書式は下記のとおり。赤色部分はノーカウント認識文字列数分定義します。
[NOCOUNT]
ノーカウント認識文字列数
ノーカウント終了文字列数[,文字列認識モード]
ノーカウント開始文字列
[ノーカウント終了文字列]
ノーカウント認識文字列数
最大64種類設定できます。
Ver.1.62β2からは、最大128種類設定できます。
文字列最大長は半角63文字になりました。
ノーカウント終了文字列数
ノーカウント領域開始文字列1つに対して、最大8個のノーカウント領域終了文字列が定義できます。
ノーカウント領域終了文字列が必要ない場合は、ノーカウント領域終了文字列の数を0とします。
この場合、終了文字列は設定しません。
文字列認識モード
詳細は、コメント開始、終了文字列と同様です。
Ver.1.07βより追加したオプションです。
左記は、Visual Basic でプロパティ部分のステップを完全無視するための例です。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
|
[CLSJDG]
2
::,0
class,1
|
クラス判別文字情報
クラス判別文字列の数
判別文字列,0:判別文字列より前をクラス名と判断
判別文字列,1:判別文字列より後をクラス名と判断
最大8種類設定できます。クラス判別文字列は最大半角31文字です。
クラス判別文字列の後のパラメータ
0:判別文字列より前をクラス名とする
1:判別文字列より後をクラス名とする(制御コード、スペース、{ 、: まで)
2:判別文字列より後をクラス名とする(改行コードまで)
2は、1.55β6で追加しました。
Ver.1.07β2より追加、Ver.1.10β2で変更したオプションです。
左記は、VC++でクラス数をカウントするための例です。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
|
[MULTSCR]
1
1,src=
<SCRIPT*>
</SCRIPT>
js
|
HTML内スクリプト認識情報
スクリプト認識文字列の種類
文字列認識モード(0:大・小文字区別する 1:大・小文字区別しない)[,モジュール名抽出文字列]
スクリプト認識開始文字列
スクリプト認識終了文字列
スクリプト認識時に使用する拡張子個別情報ファイルの拡張子名
最大8種類指定できます。
モジュール名抽出文字列は最大半角127文字です。(Ver.1.64正式版より)
スクリプト認識文字列は最大半角127文字です。
スクリプト認識開始文字列から終了文字列の間を、指定された拡張子個別情報を使って、
モジュールの切り出しやステップカウントを行います。
文字列認識モードを1にすることで、"SCRIPT"、"script"ともに認識します。
0にすると、指定された文字列どおりにしか認識しません。
Ver.1.09正式版より追加したオプションです。
左記は、HTML内のJavaスクリプトをカウントするための例です。
有効にするためには、この記述を追加したHTML用拡張子個別情報ファイル(ciao_html.edt)と、
Javaスクリプトをカウントするための拡張子個別情報ファイル(ciao_js.edt)を使用する必要があります。
Ver.1.64正式版からは、モジュール名抽出文字列とスクリプト認識文字列のワイルドカード指定ができます。
モジュール名抽出文字列で指定した文字列以降の文字列を、モジュール名として抽出できます。
src=とした場合、src=以降の文字列(ダブルクォーテーションは除く)をモジュール名とします。
ワイルドカードは、「*」にのみ対応しています。
「SCRIPT*」を指定することで、SCRIPT以降の文字列すべてをスクリプト認識文字列と認識します。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
|
[ALLCOUNT]
1
|
総ステップ数のカウント方法
空行を総ステップ数としてカウントしない
0指定時、または、このオプションがない場合は、空行を総ステップ数としてカウントします。
1を指定すると、空行を総ステップ数としてカウントしません。
Ver.1.10β4より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
システム設定と拡張子個別情報ファイルの[ALLCOUNT]定義のどちらかが1であれば、空行を総ステップ数としてカウントしません。
|
[CMTCOUNT]
1
|
コメント行を実ステップとしてカウント、比較するか
コメント行を実ステップとしてカウント、比較する
0指定時、または、このオプションがない場合は、従来どおりコメント行を実ステップとしてカウントしません。
1を指定すると、コメント行を実ステップとしてカウント、比較します。
システム設定の[CMTCOUNT]が1の場合は、こちらの設定が0でも、コメント行を実ステップとしてカウント、比較します。
Ver.1.11βより追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
|
[PREPRO]
5
2,0,1,0,0
#ifdef
#else
#endif
2,1,1,0,0
#ifndef
#else
#endif
3,0,2,2,0,0
#if
#elif
#else
#endif
1,1,0,0
#else
#endif
0,1,0
#endif
|
プリプロセッサの有効/無効指定
プリプロセッサ開始文字列の種類
終了文字列の数(2),開始文字列発見後のステップ有効(0),マクロ付加指定(1,0,0)
開始文字列
終了文字列1←中間のもの指定
終了文字列2←最終のもの指定
終了文字列の数(2),開始文字列発見後のステップ無効(1),マクロ付加指定(1,0,0)
開始文字列
終了文字列1←中間のもの指定
終了文字列2←最終のもの指定
終了文字列の数(3),開始文字列発見後のステップ有効(0),マクロ付加指定(2,2,0,0)
開始文字列
終了文字列1←中間のもの指定
終了文字列2←中間のもの指定
終了文字列3←最終のもの指定
終了文字列の数(1),開始文字列発見後のステップ無効(1),マクロ付加指定(0,0)
開始文字列
終了文字列1←最終のもの指定
終了文字列の数(0),開始文字列発見後のステップ無効(1),マクロ付加指定(0)
開始文字列
マクロ付加指定
開始文字列、終了文字列1~8に、 [MACRO]オプションのマクロ定義を付加するかどうかを指定します。
この後に定義した開始文字列、終了文字列の数だけ順番に指定します。
0:付加しない 1:付加する 2:付加時マクロ演算する
マクロ付加指定(1,0,0)の場合、
開始文字列に対しては、マクロ付加する
終了文字列1、終了文字列2に対しては、マクロ付加しない
となります。
Ver.1.53β5より、「2:付加時マクロ演算する」は使用できます。
マクロ演算は、defined()によるマクロ名の認識、!、&&、||、+、- の演算、および数値の比較に対応しています。
数値の比較は、==、!=、<、<=、>、>= に対応しています。
左記の例は、#ifdef、#if 部分を無効化する指定です。
[MACRO]オプションが指定されていない場合、以下のように有効行と無効行を判断します。
#ifdef AAA
a = 1;→無効
#else
a = 2;→有効
#endif
#ifndef BBB
b = 3;→有効
#else
b = 4;→無効
#endif
#if 0
c = 5;→無効
#else
c = 6;→有効
#endif
#if 1
c = 7;→有効
#else
c = 8;→無効
#endif
のようになります。
なお、プリプロセッサ行は、実ステップ数として数えません。
最大64種類設定できます。文字列は最大半角127文字です。
開始文字列1つに対して、最大8個の終了文字列が定義できます。
終了文字列は、最低1つは指定してください。
開始文字列の先頭部分が同じ文字列を登録する場合は、文字列長の長いものから順に記述してください。
タブや空白を含む文字列は、半角スペース1個で文字列を区切ってください。
Ver.1.12β2より追加したオプションです。
|
[SPCCOUNT]
1
|
空行を実ステップとしてカウント、比較するか
空行を実ステップとしてカウント、比較する
0指定時、または、このオプションがない場合は、従来どおり空行を実ステップとしてカウントしません。
1を指定すると、空行を実ステップとしてカウント、比較します。
Ver.1.13β1より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
|
[MACRO]
1
COCO_DEF
|
プリプロセッサで有効とするマクロ
登録マクロの数(0~255[1.61β8より10000])
マクロ文字列[,数値データ[,マクロ有効無効設定]]
プリプロセッサ(#ifdef, #ifndefなど)で使用するマクロの数と文字列を指定します。
文字列は、最大10000個登録できます。文字列は最大半角63文字です。
#ifdef以降有効にしたいマクロを記述します。
Ver.1.53β5より、マクロの数値データ指定に対応しました。
#if AAA == 100
のようなプリプロセッサを有効とする場合、
[MACRO]
1
AAA,100
のようにマクロ文字列と数値を指定します。
この指定を有効にするには、[PREPRO]セクションのマクロ付加指定で「付加時マクロ演算する」を指定します。
Ver.1.55正式版より、マクロ有効無効設定に対応しました。
省略時は、従来どおり、変更前後とも有効になります。
この設定を使用する場合は、マクロ名に数値指定がなくても適当な値を指定してください。
マクロ有効無効設定
0:変更前後とも有効
1:変更後だけ有効
2:変更前だけ有効
3:常に無効
[MACRO]
4
AAA,1,0
BBB,0,1
CCC,1,2
DDD,2,3
マクロAAA=1は、変更前後とも有効
マクロBBB=0は、変更後だけ有効
マクロCCC=1は、変更前だけ有効
マクロDDD=2は、常に無効
[MACRO]
1
COCO_DEF
の場合、以下のようになります。
#ifdef COCO_DEF
ここのコードは有効
#else
ここのコードは無効
#endif
#ifndef COCO_DEF
ここのコードは無効
#else
ここのコードは有効
#endif
#if 0
ここのコードは無効
#else
ここのコードは有効
#endif
Ver.1.13β6より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
|
[NOCOMMENT]
1
@interface
|
コメント除外文字列の定義
コメント除外文字列の数(0~64)
コメント除外文字列
登録可能な数は、0~64
コメント判定文字列に@ を定義しているときに、@interfaceをコメントにしたくない場合、左記のように[NOCOMMENT] セクションを、拡張子個別情報ファイルに追記してください。
Ver.1.16β3より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
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[DELSTR]
2
{
}
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削除対象文字列の定義
削除対象文字列の数(0~16)
削除対象文字列1つ目
削除対象文字列2つ目
登録可能な数は、0~16
文字列は最大128バイト
実ステップ数を算出する前に、コード上から削除したい文字列を定義します。
左記の例の場合、C言語の { と } を実ステップ数を算出する前に削除します。
こうすると、{ や } だけの行は、実ステップ数にカウントされなくなります。
Ver.1.50正式版より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、このオプションは追加していません。
必要に応じて追記してください。
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[CLSEND]
1
8,0,1
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クラス終了認識文字列定義
クラス終了認識文字列の数(0~1)←最大1個
クラス終了認識文字列番号[,サブ番号[,開始時との差]]
クラス終了認識文字列番号
カウント対象文字列の番号(0~63)を指定
クラス開始を認識したときに、この番号のカウンタ値を記憶します。
サブ番号
カウント対象文字列のサブ番号(0~8)を指定
省略時は 0(開始文字列)となります。
1~8は、終了文字列を示します。
この文字列を検出すると、クラス終了を仮決定します。
開始時との差
クラス開始時に記憶した、クラス終了認識文字列のカウンタ値と
クラス終了を仮決定した、クラス終了認識文字列のカウンタ値との差
が、ここで設定した値のときに、クラス終了を確定します。
クラス開始時のカウンタ値が0で、クラス終了時のカウンタ値が1なら、1を指定します。
クラス開始時のカウンタ値が1で、クラス終了時のカウンタ値が0なら、-1を指定します。
VB.NETの場合
Class という文字列を見つけたとき、End Class のカウンタ値が0
End Class を見つけたときに、そのカウンタ値が1
なら、このEnd Class をクラス終了と確定するよう設定します。
End Class が、カウント対象文字列の8番の開始文字列として定義されている場合、
[CLSEND]
1
8,0,1
のように定義します。
Ver.1.59正式版で追加した定義です。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、この定義は追加していません。
必要に応じて追記してください。
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[CLRSTCMT]
1
0
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ヘッダ部コメント認識解除文字列定義
ヘッダ部コメント認識解除文字列の数(0~1)←最大1個
ヘッダ部コメント認識解除文字列番号(「{」「}」が文字列番号0のとき)
ヘッダ部コメント認識解除文字列番号
カウント対象文字列の番号(0~63)を指定
ヘッダ部のコメントを認識した後、この番号の文字列を検出すると、ヘッダ部のコメントの認識を解除します。
C言語の場合
関数の先頭を検出するまでに、{ または } を見つけると、それまでに検出したコメント行を解除します。(左記の例は、「{」「}」が文字列番号0のときです。)
Ver.1.61β2で追加した定義です。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、この定義は追加していません。
必要に応じて追記してください。
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[STDELBYTE] 8
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行先頭指定バイト数を無視する
8バイト無視する
左記の場合、行先頭8バイトを無視して、モジュール切り出しやステップカウント、ステップ比較を行います。
プリプロセッサや、コメントが、行先頭8バイトに含まれている場合は、無視されません。
設定可能範囲は、0~32767まで。省略時は、0になります。
Ver.1.62β1で追加した定義です。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、この定義は追加していません。
必要に応じて追記してください。
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[STRIFLG] 0
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ステップ比較時の大文字/小文字の区別
区別する
ステップ比較時に、アルファベットの大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。
0:区別する
1:区別しない
Ver.1.62β12より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、この定義は追加していません。
必要に応じて追記してください。
システム設定の[STRIFLG]が1の場合は、こちらの設定が0でも、大文字小文字を区別しないで比較します。
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[NOADDFILE] 1 designer.cs
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登録除外ファイル文字列指定
登録除外ファイル文字列の数(0~8)
登録除外ファイルに含まれる文字列(31文字まで)
ファイル登録時に、除外するファイルに含まれる文字列を指定します。
ファイル登録を除外する文字列の数と、その文字列を数分指定します。
最大8個の文字列が登録できます。
文字列の文字数は半角31文字までです。
Ver.1.63β1より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、この定義は追加していません。
必要に応じて追記してください。
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[STEPJOIN] \
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改行コード無効化文字列指定
改行コード無効化文字列
改行コード無効化文字列を指定します。
指定した文字列の直後にある改行コードを無視してモジュール抽出を行います。
文字列の文字数は半角31文字までです。
Ver.1.67β1より追加したオプションです。
Ver.1.67β1標準のC言語用拡張子個別情報ファイルから、この定義を追加しています。
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[STRNOTDLMT] 1
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文字列表記内の改行コード無効化指定
文字列表記内の改行コードを無視する
文字列表記内の改行コードを無視するか、無視しないかを指定します。
0:無視しない(デフォルト)
1:無視する
Ver.1.67β1より追加したオプションです。
標準のC言語用拡張子個別情報ファイルに、この定義は追加していません。
必要に応じて追記してください。
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ヘッダ切出し方法種別は、以下のとおりです。
種別番号 |
説明 |
1 |
開始文字列以降、終了文字列までをモジュールヘッダとします。
Public Sub ???????()
の、???????を切出すときに指定します。
この場合、開始文字列は、「Public Sub」。終了文字列は、「(」です。
主に、Visual Basic のモジュール切出しに使います。
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2 |
開始文字列より前の行区切り文字以降、開始文字列までをモジュールヘッダとします。
int ???????()
{
return(0);
}
の、int ???????を切出すときに指定します。
この場合、開始文字列は、「(」。終了文字列は、「{」です。
主に、C,C++ のモジュール切出しに使います。
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3 |
行区切り文字直後の開始文字列から、終了文字列までをモジュールヘッダとします。
*???????
PRINT "TEST"
RETURN
の、*???????を切出すときに指定します。
この場合、開始文字列は、「*」。終了文字列はありません。
主に、N88BASICのようなモジュール切出しに使います。
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4 |
開始文字列より前の行区切り文字以降、開始文字列までをモジュールヘッダとします。
終了文字列を見つけたら、カウント対象文字列のカウンタを0クリアします。
???????:
rts
の、???????を切出すときに指定します。
この場合、開始文字列は、「:」。終了文字列は、「rts」です。
主に、アセンブラのモジュール切出しに使います。
アセンブラ言語については、これでは切出せないパターンも多々あります。
その場合は、種別番号2や3を使った定義ファイルを使えば切出せると思います。
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5 |
開始文字列の後の文字から、終了文字列までをモジュールヘッダとします。
モジュールヘッダに開始文字列は含みません。
HTMLファイルから、URLを切出すときに使えます。
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6 |
開始文字列が見つかった行の先頭から終了文字列までをモジュールヘッダとします。
Public Sub ???????()
の、???????を切出すときに指定します。
この場合、開始文字列は、「Sub」。終了文字列は、「(」です。
1では、先頭の「Public」から指定する必要がありましたが、6では、途中の文字列だけの指定で済みます。
ただし、カウント文字列のカウント方法を正しく設定しないと、うまく切り出しができないので注意が必要です。
Visual Basic、VB.NETのモジュール切出しに使います。
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7 |
開始文字列より前の空白、タブ以降をモジュールヘッダとします。
int ???????()
{
return(0);
}
の、???????を切出すときに指定します。(関数の型は切り出しません。)
この場合、開始文字列は、「(」。終了文字列は、「{」です。
主に、C,C++ のモジュール切出しに使います。
Ver.1.12β3より追加したヘッダ切り出し種別です。
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