ここみチャオ！についての説明ページです。

「ここみチャオ！」は、「かぞえチャオ！」で切り出したモジュールの詳細を表示するツールです。
かぞえチャオ！があるフォルダに、ここみチャオ！を入れると、かぞえチャオ！からここみチャオ！が使えるようになります。
単独起動すると、どれみチャオ？になります。
どれみチャオ？の時も、かぞえチャオ！のシステムデータを使用するため、かぞえチャオ！が必要です。

主な特徴は、以下のとおりです。

• 変更後、変更前のモジュールだけをリスト表示します。
• リスト表示されているテキストに対して、さまざまな処理を行い、その結果を画面で見ることができます。
• 処理結果を画面で見るだけでなく、ファイルとして保存することもできます。
  保存ボタンにより、変更後と変更前をそのままHTMLファイルとして保存します。
  ポップアップメニューの保存では、別々にテキストファイルで保存できます。
• ステップ比較処理では、追加行、削除行が画面で確認できます。
  追加行は、変更後の画面に背景色緑で表示されます。
  削除行は、変更前の画面に背景色赤で表示されます。
  これらのカラーは、どれみチャオ？で変更できます。
• リスト内で、選択した範囲をクリップボードへコピーすることもできます。
  クリップボードへのコピーは、リストを選択してCTRL+Cでできます。
  CTRL+Aで、リストすべてを選択できます。
  クリップボード転送時、タブコードはすべてスペースに変換されます。
  変更箇所だけを選択して、クリップボードへコピーして、エディタや、Word、Excelに貼り付けることができます。
  ポップアップメニューで、コピー、保存、編集が簡単に選べます。
  かぞえチャオ！でモジュール毎の編集ができるようになっていれば、外部エディタによる編集ができます。
  ダブルクリックでも外部エディタによる編集ができます。


• かぞえチャオ！のステップカウント、ステップ比較の実行結果一覧で、１つだけモジュールを選択すると、プロパティ画面に「ここみチャオ！」ボタンが出ます。
• 「ここみチャオ！」ボタンを押すと、ここみチャオ！が起動します。
• 実行結果一覧のボタン、ポップアップメニューからも起動できます。

かぞえチャオ！があるフォルダに、ここみチャオ！がなければ、「ここみチャオ！」ボタンは表示されません。
実行結果一覧で、複数のモジュールを選択していた場合も、「ここみチャオ！」ボタンは表示されません。
かぞえチャオ！とここみチャオ！の間では、データのやり取りをするため、Windowsのテンポラリフォルダに一時ファイルを作ります。
この一時ファイルは、600KBほどの大きさです。

かぞえチャオ！とここみチャオ！のバージョンは同じバージョンで使用してください。



• 起動すると、ステップカウント、ステップ比較対象コードが画面に表示されます。
• この画面で、かぞえチャオ！の内部処理を実行して、結果を画面に表示します。
  選択できる内部処理は、以下のとおりです。

ステップ比較処理
ステップ算出前処理
カレント状態比較処理
ノーカウントエリア削除
連続行区切り削除
行先頭数値削除
コメント削除
空白／制御コード削除
プリプロセッサ削除
削除対象文字列削除


• コードレビューで、関数ごとにどこをどう修正したのかを説明するときに役立ちます。



• Shift-JIS以外の日本語コードの表示にも対応しています。
  Shift-JIS、UTF-8、EUC、JIS、UTF-16 LE/BEの相互のステップ比較にも対応しています。
  これらのコードは自動認識します。
  エンコード種別は、ポップアップメニューで変更できます。
  なお、表示は、Shift-JISに変換しているため、Shift-JISで表示できない文字は正しく表示されません。
  






• QA C、QA MISRA、PGRelief、Review-Cなどの静的解析ツールとの連携にも対応しています。
  変更後、または、変更前の静的解析結果ファイルが指定されている場合、下記のように静的解析結果リストがコードの下に表示されます。
  静的解析結果ファイルが指定されていない場合は、従来どおりの表示となります。
  静的解析結果リストで、内容を１つ選択してダブルクリックすると、コード上で警告行が選択されます。
  ダブルクリック以外に、Enterキー、ポップアップメニューでも同様のことができます。
  コメント削除状態などで、警告行が表示されていない場合は、警告行を選択できません。
  
  


※QA C、QA MISRAは、株式会社東陽テクニカの製品です。開発元は、Programming Research Ltd. です。
※PGReliefは、株式会社富士通ソフトウェアテクノロジーズの製品です。
※Review-Cは、日本電気通信システム(株)の製品です。



• 処理後の画面表示内容は、保存ボタンでそのままHTMLファイルに出力できます。
• ステップ比較処理では、削除行、追加行を画面で確認できるよう行ごとに色分け表示します。
  これにより、知的テキスト比較システム(ITECS)で、どのように比較が行われているかがわかります。



ここみチャオ！は、
「ここ（この部分）」を見る、「個々（１個だけ）」を見る
という言葉から、ネーミングしました。



ここみチャオ！のアイコンは、 アンの小箱 のフリー素材を使用させていただいています。

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